KING TWIST.....
「KING RECORDSツイスト音源コレクション!」
 1950年代半ば、マンボブームが到来したのを皮切りに、1960年代にかけて、日本のレコードメーカーは「ニューリズム」を打ち出していました。そして1960年前半「ツイスト」ブーム到来。そんな時代背景の中で、キングレコードが50年代後半から60年代初頭にかけてリリースした、いわゆるツイストものや、カヴァーポップス、歌謡曲などのなかから、48曲を選曲、3枚に分けてリリースすることになりました。選曲は、惜しくも解散してしまいました、元DETERMINATIONSヴォーカリスト「高津直由」氏が担当。歌唱、演奏、音質、どれをとっても40年前の音源とは思えないほどハイクオリティー、全曲オリジナルマスターテープよりのダイレクト・リマスタリング、歴史的な写真の数々を使用したデジパック仕様のパッケージ、ユニークな曲名などなど、見どころ、聴きどころ満載の3枚です!

高津直由.....
先日惜しまれつつも解散してしまったオーセンティック・スカ・バンド「デタミネーションズ」のボーカルとパーカッションを担当。DJではツイスト&スカを聴かせてくれる。

 中部アメリカ、西インド諸島にある小さな島国ジャマイカ。英国から独立した2年後の1964年、当時15歳だったジャマイカ娘、ミリー・スモールの「マイボーイロリポップ」が英国チャートでトップ、米国でもまずまずのヒットとなったのを期に彼女は、ブルービートガールとして我国日本にも紹介されることになる。
 
  ツイストや、マッシュポテト、シミーやボサノバなどに続く新(ニュー)リズム探しに躍起になっていた日本のレコード業界は、この新(ニュー)リズム「スカ」に着目、64年9月に、伊東ゆかりが「マイボーイラリパップ」としてカバー、次いで10月には中尾ミエ、梅木マリらもこの曲をカバーしている。個人的には伊東ゆかりのバージョンが好みなのだが、他にも伊藤照子のチ−プな音質や、津々美洋とオ−ルスタ−ワゴンのタフな演奏、漣健児のラフな訳詞、ほりまさゆきの弥猛たな歌いっぷり等、是非とも原曲と聞き比べていただきたい。
 
 
60年代初めの、CDも、新幹線も、パソコンもなかったその時代の圧倒的な力。オリジナルをも越えんばかりのその表現力。平成人がすっかりなくしかけている自信とやさしさと希望に満ちた、その野蛮さは、ジャマイカのそれと、とても似ている。60年代カバ−ポップスが、今一度元気の出るジャンルになるのは間違いない。   <高津直由>


KAMINARI BOYZ.....
カミナリメガネ

メガネヂャ
ナイホウ

■リリース秘話

<KAMINARI >


 今回この企画にあたって、「雷(KAMINARI)」という名の新レーベルを勝手に立ち上げてしまいました。語源は「GINZA」の11曲目「雷ロック」から拝借。主催は「KAMINARI BOYZ」。

 「KAMINARI BOYZ」の説明なんて、全く必要ないんとは思いますが、一応・・・。今回のディレクターのキングインターナショナル山崎氏、通称「カミナリメガネ」と、ベイシスレコーズ立岩(私)のユニットです。
おっさん2人なのにBOYZ・・・。しかも「Z」やからね。でも「Z」は、このHPの製作者でもある、カセットコンロスの和田氏のアイデアです。僕ではありません。このシリーズの品番も「KBZ001」。お察しのとおりですが、まさかホントにこんな品番付けるとは・・・。
 
  山崎氏は普段、イタリアのおしゃれレーベル「IRMA」や「SCHEMA」等の担当をされておりますが、実は7インチ・コレクターでして・・・。ついに趣味の域まで達してしまったと(笑)。私は以前、惜しまれつつも解散してしまった、最強SKAバンド「デタミネーションズ」のマネージャーを勤めさせていただいてた経緯もあり、DJの時にはツイスト音源を連発される高津氏にセレクトを依頼し、KING TWISTが実現しました。高津氏より、速攻でリストが到着。まずは曲名がえらいことになってるので、音が聴きたくて、うずうずしました。


<リマスタリング>


 2004年7月、東京江戸川橋から、きつ〜い坂の上にあるキング・関口台スタジオに、「カミナリメガネ」に引率され到着。

  テーブルの上には資料として当時の現物(7インチ)が。コレクターの間では、ウン万円やウン十万円する超、超レア盤だったりするんですよね。
 
  それはさておき。今回は贅沢に、すべてオリジナル・マスターテープよりリマスタリングされました。ご覧のとおり、「テープ」ですから、当然劣化するんで途中で切れたりするんですよね・・・。はじめはエライびっくりしましたが、テープで修正。職人技を垣間見ました。ま〜しかし、マスターテープがなんとも存在感ありました〜。驚いたのは、クオリティーの高い「勢いのある演奏」と「歌唱力」。40年も昔の音源なのに。とにかく、そのすばらしさに感動したり、だれかの歌いっぷりで思わず笑ってしまったり。今は便利な機械やソフトがありますからね〜。ボタンひとつで音痴が・・・いやいや、控えておきましょう・・・。
 
 
密かに「カミナリメガネ」は「勝手にB面コレクション」を制作したやら、してないやら。もう、どうしようもありません・・・。


<パッケージ>

 キングレコードの倉庫やOBさんから秘蔵写真をお借りし、ジャケットに使用しました。とにかく写真がいろんな意味ですごい!(笑)キングレコードのデザイナー橘田氏にお任せし、こんなにかっこよくなりましたよ。そうそう、CD盤をはずすと、なんやら訳の分からん図がでてきます。秘蔵写真のひとつなんですが、いまだになんのこっちゃ分かりません。シリーズ3タイトルを縦に並べると、ひとつの図になります。おそらくレコードのプレスに関係ある図だと思うんですが、お分かりの方は、教えてください。

 こんな感じでついに10月6日にリリースになりました。「笑いあり、涙あり?」なパワーのある音源集なので、歌謡曲マニアだけでなく、いろんな人が楽しめると思います。
乱筆、乱文、お許しくださいませ。        (KAMINARIBOYZ/basis records立岩)

 

■カミナリメガネより一言...

 KAMINARIMEGANEJANAIHOU立岩氏とは、かれこれ、ベイシス立ち上げの頃からですから、もう長いつきあいになります。

  つきあい初期の頃から、7インチ話で盛り上がり、いつしか歌謡曲コンピをつくろう、という展開に。徐々に徐々に膨らんできた企画です。そこに最強のセレクター高津さんが登場したことで、一気にここまで到達しました。全3タイトル、あらゆる意味で勢いのある作品に仕上がっているはず。ぜひ、お楽しみください。

  最後に、THANK YOU KING RECORDS!!! 

(KAMINARI BOYZ/KING INTERNATIONAL 山崎)