この度、また新たなコンセプトのウクレレブランドを作ることになりました。
令和元年。なかなか良いタイミングですよね。
ブランド名はNOSTALGIA(ノスタルジア)。
一言で言えば、ヴィンテージ・マーチンのコピー・ブランドです。
ですが・・・、
今回の企画は、見た目だけではなくて、
できる限り古い素材を使って、古い製作方法で再現しよう、
という、超マニアック企画です。
で、ビルダーは、秋田在住の斉藤健さん。
数年前、東京ハンドクラフトでお会いしてからのお付き合いです。
斉藤さんは古楽器をメインで作られていて、
製作方法も、大きな機械をつかうことなく、
基本的には昔のまま、全ての工程をお一人で行われています。
ノミ、カンナで材木を整形、
タイトボンドを使わず全て膠で接着、
塗装はもシェラック、フレンチポリッシュで仕上げられます。
あと、もう一つのキーポイントは材木。
カットされてから50年以上は経つ、
今では貴重なホンジュラスマホガニーを手に入れることができたのも、
きっかけの一つです。
第一弾は、みんな大好きStyle3のコピー。
40年以上天乾されたキルテッドマホガニーで1台、
FWのMさんからご提案いただいた、
19世紀後半のアンティークテーブルからのリクレイム材で1台、
斉藤さんがお持ちだった、色の濃いビンテージ材で1台、
(下の写真手前)
現在、合計3台作っていただいています。
手間と時間を惜しまず、丁寧に楽器製作されている斉藤さんだからこそ、この企画。
その様子は、インスタで。
材料からウクレレ完成まで、時系列で写真をアップしています。
ぜひチェックしてください。
うまいこといけば、東京ハンドクラフトギターフェスに出品できるかも?
インスタ:https://www.instagram.com/nostalgia_ukulele/