KOU ukulele の特長

今更ですが、KOU ukuleleの特長をいくつか。

・熟練工一人で製作
 製作は茶位工房で12年クラシックギターやウクレレを作られていた古林さん。
 クラシックギターの製法を応用し、大きな機械を使わず、
 熟練工一人によって作成されるハンドメイドウクレレです。
 ライナーやブリッジなどパーツ類もほとんどが外注品ではなく手作り、
 ロープ柄のパーフリングも手作りです。

・コストパフォーマンスが高い
 ウクレレの価格としては決して安くはありませんが、
 個人製作家の作品で、このスペックであれば、かなりお安いとおもいます。
 作業がとても早く、2ヶ月で約30本程度製作できる古林さんだからこそ実現できる価格です。

・張りのある音色
トップを微妙に膨らませて製作、クラシックギターの製法を応用しています。
表板に常時テンションがかかっている状態で、強度も増し、音に張りが出ます。
「トップが膨らんでいるけど大丈夫か?」とご指摘を受けたことがありましたが、
「膨らませている」ので、大丈夫です。

・ハイスペック
もちろん全て単板、セレクトされた良材のみを使用、
スプルースは高級材のスイス・ムーン・スプルースを標準にしています。
エンドラッカー・ハイグロスフィニッシュ、
とても手間のかかる「鏡面仕上げ」で、ツルツル、ピカピカです。
ペグは全て日本製GOTOHを使用、滑らかで安心です。
コンサート、テナーはアップチャージなしで基本スロテッドヘッド、
バインディングはセルではなく、基本的にウッドを使用しています。

・カスタムオーダー 可能
材質、ボディの形、スケール、装飾など、
いくつかのパターンの中からお選びいただくことができます。
マスターグレード・ハワイアンコア 、ブラジリアンローズウッドなどの高級材も、
たくさんストックしておりますので、お問い合わせください。
カスタムオーダー について。
https://www.basisrecords.com/ukulele/blog/instrument/1767/

ちなみに、古林さんはKOU以外にも「FURUBAYASHI」「Fs Uke」と別名義のウクレレブランドがあります。
Fs ukeは古林さんが直販されているライン、
FURUBAYASHIは卸販売用のライン、
KOUは弊社企画のラインで、ボディシェイプ、カッタウェイのデザインなど、
所々、上記2ブランドと違う場所があります。
ハイグレードのコアやブラジリアンローズウッド、
カーリーマホ、キルトメープル、ジリコテ などは、
弊社ストック材を使用しています。

裏事情をひとつ。
現在、たくさんのお店でKOUを取り扱っていただいています。
価格設定がかなりギリギリ、ですので、
店舗としては他社製品に比べて儲けが少ないはず・・・。
ざっくり言うと、
お客様にとってはお得ですが、お店はあまり儲からない、です。
にもかかわらず販売していただいている、ということは、
ウクレレに詳しい方がいらっしゃるはずですので、
他店で見かけた場合もお気軽に問い合わせてみてください。

KOUストックはこちら!
https://www.basisrecords.com/ukulele/html/products/list.php?category_id=312