丈二さんのウクレレが沖縄より届きました。
2020年、最後の入荷です。
ご本人による詳細紹介と演奏。
なんで「ラバンバ」なのかはよくわかりませんが、
軽いタッチでも良い音します。
強烈なベアクロウ・イングルマンスプルースと、
美しいブラジリアンローズウッド、
ネックのホンジュラスマホガニーもばっちりカールが入ってます。
スロテッドヘッドに、最高級ロジャースのペグ。
フレットはJescar EVO gold。
あとセラック・フレンチポリッシュ塗装というのも特長の1つ。
かなり光沢のあるフレンチポリッシュで、
ウクレレでは見かけない仕上げです。
塗膜が極薄のため、かなりデリケートではありますが、
その分、音にとっては有利なポイントが多く、
仕上がりも独特の高級感があります。
ロゼッタは八重山の伝統的な織物「ミンサー織」がモチーフ。
いつの世までも末永く幸せ、という意味を持つそうです。
簡単なプロフィールを。
吉田丈二 (Joji Yoshida)
1975年横浜生まれ。
20代半ばにハワイアンバンドに入り、プロミュージシャンとして活動を始める、
2010年、カナダの巨匠 Sergei de Jonge ギター製作コースを受講、
2012年、再びカナダで同コースを受講後、沖縄に移住、Joji Yoshida Guitarsを設立、
ミュージシャン活動と並行して、本格的にギター、ウクレレの製作を開始。
2015年、メンフィスアコースティックギターフェスティバルで展示会デビュー。
現在もプロミュージシャンとしても活躍しつつ、
ギター、ウクレレ合わせて年間10本前後のペースで製作をされています。
先日工房へお邪魔した時、目には見えないところのセールスポイントは?と伺うと、
「原価が高いです。1本目を作る時から、材の購入に上限を決めず、ほしい材はいくら高くても買っていました。」
とのこと。
たしかに。
納得です。
丈二さんのHPをご覧になられるとわかりますが、
普通なら、アニバーサリーモデルや展示会用としてキープしたくなるハイグレードな材を、
惜しげもなく使われています。
http://www.jojiyoshidaguitars.com
ギター製作と同じ技法で、
手間暇かけて一本ずつ作り上げられる個性豊かな楽器、しかもすばらしい音色です。
今はカスタムオーダーも受けていないとのことですので、
ご興味ある方は一度店頭でチェックしてみてください。
高いですけど、その価値はあると思いますよ。
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