ウクレレのボディに使われる材木といえば、
なんといっても一番人気のハワイアンコアや、
暖かな音色が人気のマホガニー、
ギターでは定番の組み合わせのローズウッド&スプルースなどなど。
今回は現在店頭にあるちょっと珍しい材のウクレレを4本ご紹介。
一番左はキルテッドメイプル。
カーリー(虎杢)メイプルは比較的よく見かけますが、
キルト(玉杢/下写真)はカーリーに比べてちょっと少ない印象です。
使われていたとしても、サイド、バック材のみが一般的だと思いますが、
こちらはトップもキルト。
ちなみにキルト杢は基本的に板目に見られるので、
トップにも使われるのはウクレレくらいかもしれません。
お次はハワイアンウッドのミロ。
別名パシフィックローズウッドとも呼ばれていますが、
色目も明るく、硬さもルックスも柔らかいイメージ。
個人的にも好きな材で、ウクレレにはとてもマッチしていると思います。
太い木が少なく、とても希少。
日本では売られていないので、手に入れるのは難しい材です。
次は、世界三代銘木のうちの一つ、チーク。
家具では有名ですが、楽器ではあまり見かけません。
材木屋さんでたまたま超珍しいカールの入った材を見つけたので、買ってみました。
ちょうどトップ分しか無い、杢入りホンジュラスマホガニーがあったので、
合わせてみました。
独特な組み合わせですが、音がすごい良いです!
最後はブラック&ホワイトエボニー。
別名ペールムーンエボニーとも呼ばれます。
こちらもウクレレではなかなか見かけない材ですが、
作ってみるとかなりカッコいい!
ムーンつながりで、トップはスイス”ムーン”スプルースです。
ご紹介の4本は、全て個人的な好みで企画した、コンサート・ロングネックです。
ご興味ある方はぜひチェックしてください!
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