コア材のグレードとか

いろんな意味で、いつも悩むのがコアのグレード。
明確な決まりは無いので、基本は主観になると思います。
牛肉のようにAの数で表記されることが多くて、5Aが最高。
本来は、杢目だけでなく、コンディションも重要なポイントだと思うので、
いろんな要素が加味された目安があれば、僕らも買うとき助かるんですが、
ま、現実的には無理でしょうねー。

大手メーカー等で、注文時にPremium(3A)、Premium full Curl(4A)、と明記されている場合は、
当店でも独自基準ではなく、同じように表記しています。

独自基準を超簡単に書くと、ざっくりこんな感じになります。
(基本的には全て柾目材)
2A = カーリーは入っていない
3A = カーリーがはいった材
4A = ほぼ全体的にカーリーがはいった材
5A = 全体的に深いカーリーがはいった材

最高ランクの5A(マスター)は、どの角度からでも、
アルコールで濡らさなくても、はっきり全面にカールが見える場合に使ってます。
3Aと書く場合は、少なくても板の半分以上、
7〜8割はカーリーな場合に使うことが多いです。
あと「+」をつかうときもあります。
もうそうなると5段階ではなくなるんですけどね。
ほぼ全体的にカーリーが入っているけど、
角度によって見え隠れする杢の薄めなタイプだと3A+と書いてみたり・・・。

(左2A+、右3A)

Koa 2A-3A

(左3A+、右4A)

Koa 3A-4A

(5A)

Koa 5A

実際のウクレレで見てみると、例えばこんな感じです。
カーリーがでていないところもあるので残念ながら3Aくらい。(でもワンピースで凄いですけどね。)

Ukulele 3A

全体的にカーリーがいってますが、ところどころ角度によって薄く見えるので4Aくらいかなー。

Ukulele 4A

どの角度から見てもバッチリカーリーでピッチも細かいので5A!

Ukulele 5A

あと、コアなどの素材の説明をするときに使っている紛らわしい「カタカナ」の説明を少し。
正しいかどうかはわかりませんが、うちのお店の場合、こんな使い方をしています。

「フィギュアド〜」
杢目に模様がある〜という意味、素杢/プレーンではないという意味合いで使います。

「カーリー〜」
トラ杢など、波の形(柄)がはいった材の時。

「プレミアム〜」
スタンダードではない材。だいたい3A〜4Aクラスに使うことが多いです。
割増料金を払って材をアップグレードした場合など。

「マスターグレード」
一番上のグレード。5Aクラスの場合。
単純ですが、超すごい!と思った場合に使ってます。

ちなみに、
「木目」(グレイン)は年輪、全ての木にある(いわゆる縦の)線、 
「杢目」は模様なので、全ての木にあるわけではなくて、杢がある方が珍しいと思います。

とりあえず、うちのお店では、な感じです。ご参考まで。